別冊マーガレット2017年8月号 感想

ネタバレに配慮していませんので未読の方はご注意ください

 

先月号から電子書籍になった別マ。最新号は楽天koboで深夜のうちに読んでしまいました。

新連載『宇宙の果ての真ん中の』

新連載&表紙は星谷かおり先生でした。絵柄が見やすく可愛らしいので好みです。
前作は第1話が別紙掲載でなんだか知らないうちに始まってた印象だったので今回はちゃんと1話めから読めて良かったです。
主人公は積極的ぼっちのドジっ子女の子です。家庭に問題ありです。
前作に引き続き、いわゆる普通の女の子が恋に頑張るって感じのお話ではなさそうです。

『町田くんの世界』22話 安藤ゆき

今月号で一番印象にのこっていたのが町田くんの世界です。
教育実習生が早々に町田くんに落とされてしまって、しかもそれが周囲の知るところになるのですが「町田くんなら仕方がない」という空気感が妙にツボってしまいました。
普通ならもっとジメッとしそうなのにそれがない所が良い。

教育実習生のキャラが面倒くさい感じだったので一回目に読んだときは微妙に思ったのですが、ラストのヒトコマに至る過程を噛み締めたくて結局すでに3度ほど読み返してみてるという。
味わい深い回でした。

いつも楽しみにしている作品も安定の面白さでした

『素敵な彼氏』 第18話 河原和音

前回桐山くんにお家に誘われたのでその続きです。
さらっと母親に彼女のことを伝えたりとか、こういうところはほんと安定した桐山くんらしさなのですが、ののかとの話し合いでは自分から頑張らなければと奨平のことを聞く桐山くん。
そして、頑張ってもやっぱりパット見はいつもの冷静な雰囲気ですけどヤキモチとか不安がののかも感じ取れるぐらいに表に出ているところはギャップ萌え?というのかな。
かとおもえば、冷静にみえてむちゃくちゃののかLOVEなところがちらっと見えるところも同じくギャップ萌え。

『これは愛じゃないので、よろしく』 #17 湯木のじん

とうとうダイアナの正体がさらに・・!と思ってたのがちょっと肩透かしを食らった感じです。
葵くんはブラコン拗らせかさらに気があるかどっちかなと思っていたのですがブラコンの方でしたね。とはいえさらのことを結構気に入ってきています。

九条くんがやきもきしているところは割と好きなのですが、ちょっとさらの葵くんへの思い入れっぷりに疑問があります。
ただ、最近はあまりでてないですが、そもそもさらは愛と感動が好きなキャラなので葵くんの境遇なんかにグッと来るものがあるんでしょうか。

『思い、思われ、ふり、ふられ』peace26 咲坂伊緒

朱里へのラインで「ええ由奈OKしたの?まさかしないよね?」と前回ラストでヤキモキしたのですが、成長した由奈らしい答えでした。ホッとしました。

てっきり我妻くんは由奈が理央のことが好きなんだと気づいていると思っていたのですが違うかったのかな。
もし気づいてたとして今月号の理央と我妻くんとのやりとりを見ると、我妻くんのキャラが全く違ったものになってきますね。
夏祭りのときもちょっと天然な感じがあったし、多分本気で気づいていないんだろうなぁと信じています。

スピンオフがとても良かったです

紙書籍版だと別冊付録になっているんでしょうか?
連載作品のスピンオフが載っていたのですがとても良かったです。

虹色デイズのスピンオフ「虹色日和」は千葉ちゃんとたいぞーの話が掘り下げられてて嬉しかったです。筧くんは謎のまま。アレかなあとは思うので、このまま謎のままで…。