別冊マーガレット 2017年10月号感想

ネタバレに配慮していませんので未読の方はご注意ください

「君に届け」と「町田くんの世界」のシンクロ

今月号で一番印象に残ったのが「君に届け」と「町田くんの世界」です。

どちらも別マの人気作品ですね。

今月号ではその2つの作品で男の子宅で料理を作る女の子等、シンクロしたシーンがいくつかありました。

同じ号の中で、設定がかぶっているとか話がかぶっているなどはごくたまぁにあるけれども、ストーリーもキャラも何もかもが違うのに同じような場面が登場するというのはコラボや企画を除くと見たことないです。

君に届け episode.121 椎名軽穂

作中でうっかり風早が口を滑らせてたけど、やり取りが新居に越してきたばかりの新婚さんみたいな感じでニヤニヤしてしまいます。ただ、実際のところは遠距離恋愛がいよいよ始まってしまう時がきたんですよね。

二人で料理をしたり、テレビを見てまったりしたりイチャイチャしたり、離れてもずっとお互いを思い合える、大丈夫って思えたからこその離れがたさ。

帰りたくない爽子は帰らないのか・・?何かがあってもなくてもゲキレツにばれたら風早殴られそうだし、さすがの爽子母も怒りそうな・・。

そういえば、以前遊園地デートでも帰りたくないってやってましたね。作中の時間だと半年ぐらい前になるのかな?

そのときは「そんなことはできないけれども」という気持ちもありました。でも今は・・・?

高校卒業したけどまだ大学生じゃないこの微妙な時期だから、お泊りしちゃうのかどうかとっても気になるところで次号に続きます。

ちなみに、巻末予告ではお泊りするっぽいコピーが付いていますが、予告は予告なので・・・・
それにしても、予告の爽子美しいなぁ!

町田くんの世界 23 安藤ゆき

相変わらず全方向にタラシを発動している町田くんです。ママ友までいるとは・・。
町田くんは本当に不思議な人だと思います。ただのおせっかい、世話焼きとも違う、なんと言い表せばいいかわからない。
多分同級生にいたら引き気味・遠目に見ていたつもりなのに、いつの間にか自分も落ちてそうな気がします。

それはさておき、末っ子六郎くんと二人で過ごす休日に猪原さんを呼ぶ町田くん。
こちらも新婚夫婦のようで微笑ましい。それにしても猪原さんはかわいい。別マのヒロインのなかでダントツで好き。

なので、ここのとこ続いている「家族」を意識して誘う町田くんの気持ちはわからないでもないがちょっとモヤッとすることもある。
ただ、恋愛的な面で猪原さんを少しずつ意識している(と見られる)場面も増えてきたので「家族」に対する愛情以外の愛情表現はどんなものになるのか今から楽しみです。

それにしても、すっごい心配したーと思わずハグしてしまう猪原さんのかわいさよ。

クライマックスまでもう少しな作品

これは愛じゃないので、よろしく #19 湯木のじん

来月号が最終回・・・寂しいなぁ。湯木先生はコンスタントに連載が続いているのですぐにまた連載を・・是非・・!

そして、さらがとうとう九条君=じょー君だと気づきました!!
「えっそこで?思い出す?」て場面で思い出したのが驚きました。読者以上に九条君本人が衝撃だったろうな…。

喧嘩する前の様子とかこれまでのいろんなこととか散らばっていたピースが、ふと頭のなかでぱちっとハマったのかなぁなんて思いました。
また、色々思い出して感動するのかと思いきやさらが淡々としているところが面白かったです。
相変わらず九条君が不憫でそこがいい…。