やってはいけないデザイン 平本久美子・著 感想

2017年6月24日

デザイナーではない人がやりがちな デザイン のやってはいけない例と 改善例を わかりやすく説明している書籍です

やってはいけない例とは

やってはいけないと言っても、単なるプロ目線のダメ出しではありません。

あくまで作成した人が

  • なんだかダサい
  • 見づらい
  • うまく伝わらない

というような、 どこかがおかしいのだけど どうすればいいか分からないモヤモヤを解決してくれます。

全体的に 紙媒体のポスターやチラシなどに関する 例が多いのですがWeb制作にもいかせると思います。

印象に残ったこと

デザインについての本なので、 わかりやすい レイアウトや 効果的な 色使いなど、 色々なジャンルの例が たくさん 載っています。

しかしその中で印象に残ったのは そう言う見せ方の部分ではなく 1章で20ページ にわたって 書かれていた原稿に関する部分です。

見てもらう相手の立場に立って わかりやすく 伝える意識を持って 制作 する、 という どうしてデザインをするのかという根幹の 考え方は いろんな場面で必要になってくるものだと 思いました。
このことはあとがきを読んでも感じました。

デザイン素人がもっていると安心できる本

もちろん 見た目に関する デザインの実例も参考にしたいものばかりです。
ボリュームもあるので、自分のような素人が制作でつまづいたときの助けになってくれるでしょう。